読後感想 「プロメテウスの涙」 V12119
乾 ルカ 著
を友人に借りて読みました。初めての作家さんです。てふてふ荘へようこそを読みたいと思っていました。
激しい発作に襲われる少女・あや香。米国の医療刑務所で、終わりなき地獄の責め苦を受ける不死の死刑囚。時空を超えて二人をつなぐ運命の桎梏とは。
先入観無で読みましたので、話の展開が見えず、どんな風に収拾するのか
謎で、ワクワク
でした。
謎で、ワクワクでした。 途中まで、本当に面白かったのですが、結果が少し分かった辺りから失速しました。
輪廻転生を絡めているのですが、その結論付けに余りにも簡単に辿り着き、安易に決定するのが、ここまで
引っ張って来た結果？と少しガッカリでした。そこまでは、楽しんでいただけに・・
死刑囚の描写が、上手すぎて、気持ち悪く成る程でしたよ～
でも、他の人の乾さん評を読んでみると、これはこれで特殊な本みたいで、色々引出の多そうな作家さんです。
また、違う本も読んでみたいと思いました。
不老不死に興味がある方におススメで～す
