2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

読後感想 「精霊の守人」

上橋菜穂子 著 を読む。人に薦められた児童書だ。しかし、読むと面白くて、はまって読んでしまった。 後で、NHKのアニメで放送された事を知り、観れなくて残念に思った。 何故か体内に卵を宿した王子を守る女剣士バルサ。狩人と呼ばれる刺客と戦うシーン…

読後感想 「求めない」

加島祥造 著 を読む。詩形式で、 求めない すると 体ばかりか心も ゆったりしてくる 求めない すると 心が 広くなる 求めない すると 比べなくなる ひとと自分を 過去と今を 物と価値を 持つと持たぬとを こんな感じである。私にとって、この本は、一言一言…

読後感想 卵の緒

瀬尾 まいこ著 を読む。子供が真剣に「臍の緒を見せて。」とお願いしているのに、卵の殻を見せて、「卵で生んだ の。」と、平然と言うお母さん。のっけからユニークなお母さんで、笑ってしまった。「川で拾ったの よ。」位は、誰でも一度位、言われた経験が…

読後感想 「ニューヨークのとけない魔法」

岡田 光世 著 を読む。ニューヨークに住む作者が、些細な日常を、面白可笑しく、纏めたエッセイ。 返品される使用済みシーツ。。使用した物でも返品に応じる懐の広いニューヨーク商法 おしゃべりな電話オペレータ。フリーダイヤルにかけると、次々に機械に命…

読後感想 「天使と悪魔」

ダン・ブラウン著 を読む。暫く「イルミナティ」と言う単語が頭から離れなくなってしまった。この作者の作品を読むの は、ダ・ビンチコードに続いて2作目だが、とにかく驚愕の知識量だと思う。主人公の設定が、図像 学者となっているから、図像に関しては、…

読後感想 「夢をかなえるゾウ」

水野 敬也 著 を読む。多分、ブームは去ったと思うが、今頃、図書館で手にした。 成功への指南書かと思いきや、関西弁のユニークな象の神様ガネーシャが、面白おかしく主人公に指導 して行く本だった。特に遊園地でのハチャメチャシーンは、爆笑だ。しかし、…

読後感想 「最後の授業」

ランディ パウシュ著 を読む。癌で死亡してしまう主人公が、最後の授業を大学でする物語。 この手の本では、必ず泣いてしまうのだが・・・・ 作者は、理路整然と夢の実現の為にどんな手立てを打ってきたか?又、交渉はどのように行っていくと 効果的なのか等…

コンサート後記

ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタルにサントリーホールに2人で行く イベント運という項目が星占いにあったとしたら、今の私は、きっと最高だ!先週も、今週も私は無料 で参加させて頂いている。 実は、クラッシクは苦手で、特に大枚を叩い…

読後感想 「強運の持ち主」

瀬尾まいこ 著 を読む。初めて瀬尾まいこさんの作品を読む。 ちょっといい加減な占い師とお客さんの繰りなす話なのだが、クスッと笑えて面白い。 更にこの占い師の彼氏が作る料理が、ユニークだ。お鍋にマカロニを入れたり、カレーに大根や白菜 を入れたり。…

読後感想 「ミルキー」

林 真理子 著 を読む。知人に借りてほんの2時間ほどで読んでしまった。林真理子は好きなのだが、この本は、短 編で、かつ、男と女の話で、不倫のストーリーが多く、私としては、読んでいて疲れた。林真理子さん の女性の心理描写は、とても上手いのですが。…

読後感想 「6時間後に君は死ぬ」

高野和明 著 を読む。ある女性が、予知能力のある主人公に、突然、「6時間後に君は死ぬ」と告げられる所から 物語が始まる。はらはらしたが、短編だったので、直ぐに終わってしまった。 次は、他の全く違う主人公の物語りになり、それはそれで上手く作られ…