読後感想 「あの頃の空」 V13049

 
 佐江 衆一 著
 
 を友人に借りて読みました。初めての作家さんです。 

定年を迎えたあの頃、忙しかった30代のあの頃、楽しかった少年時代のあの頃、そして、いつか訪れる終(つい)の瞬間……。昭和のノスタルジー溢れる追憶の日々。読めば励みになる人生の短篇集(全8篇)
『駅男』 定年後も会社に足が向いてしまうのではと不安に駆られる瀬木(59歳)。毎朝駅のベンチで新聞を読みふけり電車に乗らないスーツ男を見かけるが。
『リボン仲間』 会社が倒産して就活に苦労する川端(53歳)は、救いを求めて飛び込んだストリップ劇場である光景を目撃、家族に言えない秘密をもつ。
『カントリータイム』 実社会でキャリアのある60男がカナダ語学留学に挑む。英語で思い通りに表現できないもどかしさから、若い女子学生を叱ってしまう。
『花の下にて』 夫に先立たれた律子(79歳)は、周囲にばれないように一世一代の大嘘をつく。老いた自分の姿を監視する福祉社会に律子は動揺する。(他4篇)

 著者は、80歳くらいの方です。文章的には、そんな事を感じさせませんでしたが、
 読後は、何だかなぁ~って感じでした
 男性目線で書かれているので、かなり違和感もありました。
 淡々と書かれていますが、人によっては、感動するポイントがあるのかもしれません。
 もっと、人生をしんみりと振り返りたい衝動に駆られた時に読んだ方が、良いのかな
 
 もう枯れてきたなぁ~と思う時に読むのがオススメで~す
 
 
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