読後感想 「アメリカは日本経済の復活を知っている」 V13095

 浜田 宏一 著
 を翔ちんさんにお借りしてよみました~初読みの方です。なかなか読まないタイプの本なので、お借り出来て
 良かったですアベノミクスで、ブレーンとしても、今、話題の方ですね~ 

ノーベル経済学賞に最も近い経済学の巨人、研究生活50年の集大成!!
この救国の書は、東京大学での教え子、日本銀行総裁白川方明に贈る糾弾の書でもある。20年もの間デフレに苦しむ日本の不況は、ほぼすべてが日銀の金融政策に由来するからだ。白川総裁は、アダム・スミス以来、200年間、経済学の泰斗たちが営々と築き上げてきた、いわば「水は高いところから低いところに流れる」といった普遍の法則を無視。世界孤高の「日銀流理論」を振りかざし、円高を招き、マネーの動きを阻害し、株安をつくり、失業、倒産を生み出しているのだ。
本書で解説する理論は、著者一人だけが主張するものではない。日本を別にすればほとんど世界中の経済学者が納得して信じ、アメリカ、そして世界中の中央銀行が実際に実行しているもの。実際に著者は、日米の学者・エコノミスト・ジャーナリストたちにインタビューを行ない、すでに60人以上から聞き取りを行なっているが、ほとんどすべての俊才が、潜在成長率のはるか下で運営されている日本経済を「ナンセンスだ」と考えている。たとえば教科書でも有名なグレゴリー・マンキュー、ウィリアム・ノードハウス、ベンジャミン・フリードマン、マーク・ラムザイア、デール・ジョルゲンソン、ロバート・シラー黒田東彦伊藤隆敏らだ。
世界から見れば常識となっている「日本経済の復活」を、著者50年間の研究成果をもとに、わかりやすく徹底解説!

 内容的には、白川氏への痛烈な批判が印象的でした。
 リフレを推進の著者の理論を説明してはいますが、組織の防衛にやっきになっている日銀、官僚批判等
 に多くのページを割いていました。
 経済的な理論よりもざっくりと体系を説明した感じの本でした。
 これからの消費税関連にもつながって行くかと思うので、読んでいて損は、無いと思いました。
 (でも、あんまり政治の事は、分からないんですよね
  
 リフレと聞いて、リフレクソロジーしか浮かばなかった方におススメで~す
 
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