読後感想 「平成猿蟹合戦図」 V12092

 
  吉田 修一 著
 
  を図書館で借りて読みました。吉田さんは、6冊位読んでいます。 

歌舞伎町で働くバーテンダーが、ニッポンの未来を変えていく!? 新宿で起きた轢き逃げ事件。平凡な暮らしを踏みにじった者たちへの復讐が、すべての始まりだった。長崎から上京した子連れのホステス、事件現場を目撃するバーテン、冴えないホスト、政治家の秘書を志す女、世界的なチェロ奏者、韓国クラブのママ、無実の罪をかぶる元教員の娘、秋田県大館に一人住む老婆……一人ひとりの力は弱くても心優しき8人の主人公たちが、少しの勇気と信じる力で、この国の将来を決める“戦い”に挑んでゆく! 思いもよらぬ結末と共に爽快な読後感がやってくる、著者の新たな代表作。

  安定した筆力なんですが、展開が、突拍子過ぎて~政治活動にこんなにページを割く必要は、あるの
  かなぁ?と思ってしまいました
    話がどんどん大きくなって、こんなに上手く行く?とも思いましたが、そこに吉田さんの作風への
  チャレンジ精神が読み取れる本です。
  悪人とは、全く違うタイプの明るい本ですね
  タイトルから、こんなに予想出来ない本も珍しいですね
 
  猿蟹合戦ってどんなお話だったっけ気になった人におススメで~す
 
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