読後感想 「回廊亭殺人事件」 V12093
東野 圭吾 著
を図書館で借りて読みました。東野さんは、読んでいますが、著書が多い為追いつかず・・
一代で財を成した一ケ原高顕が死んだ。妻子を持たない高顕の莫大な財産の相続にあたり、彼の遺言状が一族の前で公開されることになった。公開場所は旅館“回廊亭”。一族の他には、菊代という老婆が招待されていた。だが、菊代の真の目的は、半年前に回廊亭で起きた心中事件の真相を探ることだった…。その夜、第一の殺人が。斬新な趣向を凝らした傑作長編推理。
この何とも古めかしい感じのミステリーが、良いですね~
実際1991年刊行らしいので、今の東野さんのイメージから読まれる方は、違和感があると思います。
部屋に入った順番などから犯人を推理して行く、王道の様なミスティーです。図解もあって親切ですね
ただ、皆さんの感想にも多いですが、30代の人が、老婆に変装しているのを見破れないという設定が、
かなり可笑しいです。
後半は、流石に東野さん。読者の推理を見事に裏切った展開へ~
分かり易い様で、分からないトリックでした
変装が趣味な方にオススメで~す